jshellを使ってみた
ちょっとしたプログラミングに、jshellを使ってみました。
jshellとは、Java9から導入される、簡易実行環境。REPLっていうらしい。Rubyでいうirbに相当します。
使ってみた感想。
良いところ
・ワンラインサクッと書いて動かせるのは便利。自分は未だにJava8のStreamAPIとかLocalDateとかうまく書けないので、一行単位でいろいろ試せるのはよかった
・/openコマンドで、ファイルに書き出してあるスクリプトが読み込めるので、スクリプト言語のような実行の仕方ができる。
使いにくいと思ったところ
・importが大変。IDEじゃなくて適当なテキストエディタで書いていたのだけど、いちいちパッケージを調べないといけない。
・/openコマンドで100行くらいのものを読むと、エラーがどこで起こっているのかわかりにくい。エラーの行番号が出ない。クラスを作り始めるともうわけわからん。
・jshellに限らず他のREPLもそうみたいなんだけど、メソッドチェーンを書きたければ改行前にドットを打たないとシンタックスエラーになる
などなどありまして、1-2行を試すのはいいけれど、100行くらいのものを動かしたかったら、おとなしくIDE使って書いて、junitでキックするなり、普通にmainメソッド作るなりして動かしたほうがいいのかなぁと思いました。
全然いいコードじゃないけどこんな感じ
https://github.com/taichiw/baseball/blob/master/201603pitcher/makecalendar.java