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コミュニティ活性化のためにロゴが大事! : JavaOne2013 参加レポート1 #j1jp

本日より、JavaOne2013に(会社のお金で)参加させてもらっています。

記念すべき1件目の参加レポートは…
Ryan Cuprak氏の「Organizing Your Local Community」。

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なんでJavaOneまで行ってコミュニティなの!?というツッコミを受けそうですが、MeetUpの本場であるベイエリアで、現地の人がどんなことを考えてコミュニティを主宰しているのか聞いてみたく、参加しました。

Cuprak氏は2002年より、CTJAVAというJUG(Java User Group)を運営しているそう。
本セッションは、氏が、運営の中で学んだことや苦労したこと、工夫していることの発表でした。「JUGは~」というTOPICSが多かったのですが、十分他のコミュニティ運営にも通ずる話だったので、紹介させていただきます。

全体を聴いた上での感想は、大変なことはどこも変わらないな、ということ。
コミュニティを運営するには、自分の時間を割かなければいけないし、
ある程度運営スキルがないと運営していくのも大変。そして参加者を集めるのには非常に労力が必要とのことでした。

一方で得られるものとしては、その、重要な運営のスキルが身につくことや、
技術の最新動向を知られること、そして、業務外でコネクションを作られることなどを挙げていました。

さて、Cuprak氏がコミュニティを立ち上げるに当たって重要だと語ったことの中で、特になるほどと思ったのが、「ロゴ」。

コミュニティのロゴは、ビジュアルにブランドのイメージを示すことができ、かつ、見た人に印象を残すことができるとのことでした。

これは私にも思うところがあります。
私は、10%ルールというコミュニティというかイベントの運営を部署内で行っていますが、デザインができる後輩にロゴを作ってもらったところ、
スライドに使ったり、ステッカーを作れたり、さらには自分のデスクトップの背景にして、ミーティングのときにさりげなく見せて話題に持っていったりと、何かとアピールする機会が増えました。確かにロゴ大事です。

とはいえ、ロゴ作りって難しいですよね。
私はそんな後輩君がいたので、素敵なロゴを作ってもらうことができたのですが、周囲にそういう知り合いがいない場合はどうしたらいいのでしょうか。
Cuprak氏曰く(そして世の中でよく言われているように)、殆どのCoderは絵を描くのは下手なので、自分でロゴをデザインするのはやめておいたほうがいいそうです。

ではどうするか。

Cuprak氏は有効な手段を二つ挙げていました。

1. プロに依頼する

本当のプロに依頼すると$2000ほどかかってしまうそうなのですが、プロが作ったロゴには値段以上の価値はあるとのこと。

2. オンラインロゴサービスを使う

CTJavaは、こちらの方法を採用したそうで、LogoDesigneTeam.comというサイトで依頼して作ってもらったとのこと。
$150ほどで作ることができるそうです。

1., 2. いずれの方法でも、"Iterative Ideas"を受けられるとのことだったので、デザイナーとのあいだでコミュニケーションをとりながら、よりイメージに近いものを作ってもらえるようです。

ということで、若干のお金をかけてでも、そのコミュニティのイメージをバシッと表すロゴが作れると、他の人に大きく印象を残すことができ、活動の活性化へつなげていくことができるようです。