エンジニア的なネタを毎週書くブログ

東京でWebサービスの開発をしています 【英語版やってみました】http://taichiw-e.hatenablog.com/

3歳の息子が私のサービスを使った日

このエントリは、子育てエンジニア Advent Calendar 2018の14日目のエントリです。
このブログではプライベートなことをあまり書いたことがないのですが、乗っからせていただきます。

About 私 & 息子 (と奥さん)

私には、現在3歳半の息子がおります。一日の生活リズムはこんな感じです。
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私の「夢」

私には、ずっと以前、社会人になるよりももっと前から思い描いていた「夢」が一つありました。

「家のリビングにテレビが置いてあって、そのテレビを指差して、『このテレビ、お父さんが作ったんだよ』って自分の子供に向かって話すんです」

この話を唐突に、(今も働いている)インターネットサービスの会社の採用面接で話したので、当時面接官の方にポカーンとされたのを今でも覚えています。
「テレビ」というのは喩えでして、
自分の作った「モノ」を自らの子供に見せたい、使ってもらいたい、という思いを、子供もいなければ結婚もしていない当時から抱いていたんです。

ようやく念願のリリース…!

私の「お仕事」に話を移します。
最近、実に一年半もかけた新規開発案件がようやくリリースされました。*1
Webサービスをやっていて一年半もの間じっくりと未稼働のサービスに取り組む、というのは初の経験で、勉強になる部分も多かったのですが、

やはり、「本番で動いている」というのは良いものです。

家に帰ってからも思わず、自分のスマートフォンを取り出しては、
こんな感じの画面を見ながら、
動いてる姿にニヤニヤしておりました。
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すると覗き込んでいた息子が、脇から「ANAだー」「JALだー」と言い出したんです。
この、羽のアイコンだけ見て飛行機を表していると気づいたことにまず驚いたのですが、
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どうやらこの検索画面が大変お気に召されたようで、息子氏は私から携帯電話を奪い取り、グリグリと画面をスクロールして、
「この水色のは何?」「これは?」
と、航空会社を覚えることを数日間お楽しみあそばされたのです。

いちいち携帯電話を奪われるので大変面倒くさかったのですが、この日は「 息子が私のサービスを使った記念日」になりました。

残念ながら息子は予約までしてくれたわけではないので、真に「使ってくれた」わけではありません。

また、「お父さんがこれを作った」と話してみたのですが、ピンときていないようでした。

しかしながら、
自分が作ったモノを、誰でも利用できる
というコンシューマ向けサービスのエンジニアならではのやりがいを、息子を通して改めて感じた日でした。

*1:…が、この後、事情により一旦サービ停止中となっております。ご迷惑をおかけしています